【高校生・大学生必見】奨学金の受給条件や金額を簡単に知る方法

奨学金の受給条件や金額を簡単に知る方法高校生
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◆大学に進学したいけど、実家に金銭的な余裕がない!
◆奨学金を借りたいんだけど、第一種と第二種の違いってなに?

◆奨学金の受給条件を具体的に知りたいけど、結局よく分からなかった・・・

今回の記事では家庭の事情で奨学金の借り入れを考えている高校生や保護者の方向けに、インターネット上で受給条件や借入金額の上限、将来返済する金額を調べる方法について具体的に解説してみました。

大学進学を検討するうえで本記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

本記事のまとめ

  • 学生に対する仕送り額は減少傾向にあり、奨学金を利用する学生は年々増加している
  • 生活費を含めた大学4年間の学費は国公立で650万円私立理系では1000万円以上かかる計算!
  • 第二種奨学金の場合、一年間で支払う利息はたったの4500円程度しかない
  • 奨学金の受給条件や給付額は進学資金シュミレーションで簡単に確認できる!

近年における大学進学率は50%を超えており、今や2人に1人の高校生が大学生になる時代です。

多くの若者に高等教育を受ける機会が与えられるようになった一方で、奨学金を返せず破産してしまう「奨学金破産」という社会問題が表面化し始めています。

奨学金に関するネガティブな報道をニュースで聞くことで、

「奨学金は将来破産するリスクがある危ない借金なんだ」

といった認識を持つ方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回の記事では、奨学金に関する正しい知識と、具体的な受給条件について解説していきたいと思います!

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大学生活に必要な金額

そもそも四年間の大学生活に必要な金額はいくらくらいなのでしょうか。大学を4年間で卒業するために必要な金額を理解することで、奨学金がいくら必要なのか分かってくると思います。

大学生活に必須な「授業料」と「生活費」に分けて解説していきます。

大学授業料はいくら?

大学の授業料は年間いくら必要なのでしょうか。授業料は国公立大学と私立大学で費用が異なるため、文理別における大学4年間でかかる金額をまとめてみました。

私立大学の学費は大学によって異なるため、東京都内の有名私立大学の平均値を記載しています。地方私立大学の場合も上記の金額 ±50万円の水準に収まっています。

国立大学の授業料は文系・理系共に同じ金額ですが、私立大学の場合は授業料が高くなる傾向にあります。

特に理系私立大学の場合は約550万円と顕著で、国公立大学よりも300万近く余計に支払う必要があります。

さらに、理系大学の場合は修士課程に進学しないと専門職での就職は厳しいため、さらなる学費の追加が予想されます。

私立大学院で修士2年間を過ごした場合、250万円程度の追加費用が重くのしかかってきます。

このように、大学授業料は国立・私立問わずに非常にお金がかかるのです!

国公立大学の場合、昭和50年の授業料はたったの3.6万円!
授業料は45年前と比較して15倍も値上がりしているんだ

今と比べて大学進学率が低いことを考慮しても随分と安いね。

ちなみに、45年前の大卒初任給は21万円と今とほとんど物価水準は変わらないよ!

大学生の生活費はいくら?

大学進学後に必要なのは授業料だけではありません。

食費や居住費、光熱費や通信費など多くの出費が予想されます。

これらの費用の一部はアルバイトという形で本人が支払いますが、大部分は「実家からの仕送り」という形で援助してもらう必要があります。

年間の仕送り額を大学別・住居形態別に平均化したものが次の表になります。

私立大学の仕送り平均額が最も多く、公立大学が少ないという結果になりました。

この結果は住形態の違いを大きく反映していると考えられます。

下宿して生活する場合、自宅から通学する場合と比較して居住費が発生してしまうことから年間で約1.5倍もの差が生じてしまうのです。

実家に十分な金銭的余裕がない場合、実家から通える範囲の大学に進学するといった選択肢を取る必要がありそうです。

以上の結果から、大学生の平均的な仕送り平均額は月9.8万円程度であることが分かりました。

「大学生にもなってそんなに沢山仕送りを送ってもらえるの?」

と感じる方も多いと思われますが、別のデータでは2018年における私立大学生の仕送り額は8万円程度と発表されています。

また、近年の大学生に関する仕送り額は

「家賃」の平均は、前年度比1,200円増の6万2,800円。「6月以降」の仕送り額に占める家賃の割合は75.6%にのぼり、仕送り額から家賃を除いた生活費は2万300円、1日あたり換算で677円と、過去もっとも低い水準となっている。

引用:私大生の仕送り額、過去最低8万3,100円…9割以上の家庭「負担重い」

と紹介されており、生活費の不足から奨学金を借りる学生が多く存在することが分かります。

仕送り額はバブル崩壊直前で最も多く、その後は単調に減少しているね。

仕送り額の推移は日本経済を如実に反映しているみたいだ。

その理論が正しいとすると、今後も仕送り額は減少しそうだね。

若い世代には苦しい時代だなぁ・・・


以上の情報を踏まえて、大学4年間で必要な”授業料”と”生活費”の合計額はこちら!

大学4年間でかかる費用

国公立大学:650万円程度
私立大学(文系):880万円程度
私立大学(理系):1020万円程度
※いずれも一人暮らしを想定

私立理系大学で一人暮らしをした場合、4年間で一千万円もかかるのか!

ちょっと安い家を建てられるくらいの金額だね!

兄弟や姉妹がいる家庭では”上記の金額” × ”人数分”負担がかかるね。

兄や姉が私立大学に進学したばかりに、弟や妹にしわ寄せがくる場合も・・・

奨学金の種類と特徴

大学生活を過ごす上では大量のお金が必要となります。

大学に進学する際に必要な費用は年々増加傾向にあり、平成30年時点では大学生(短大含む)の37.5%が奨学金を利用して生活しています。

このように約3人に1人が利用している奨学金ですが、いくつか種類があることはご存じでしょうか?

奨学金には大きく分けて

  • 奨学金(給付型)
  • 奨学金(貸与型)

の2種類が存在します。

給付型奨学金は返済義務がありませんが、全大学生のうち0.6%しか受給することができません。条件も厳しく、多くの学生は給付型を選択することになるでしょう。

奨学金(貸与型)も返済時の利子の有無によって2種類に分けることができ、

  • 第一種奨学金(利子がつかないタイプ)
  • 第二種奨学金(利子がつくタイプ)

が存在します。

第一種奨学金の場合は、大学時代に借りた金額を就職後に毎月分割して返済していきます。利子はつかないため、借りた金額をそっくりそのまま返済するだけでOKです!

ニュース等で紹介される奨学金破産はほとんどが第二種奨学金によるものですが、実際に利息はいくら支払う必要があるのでしょうか。

平成30年の固定方式における利息である年利0.33%を用いて、国立大学の学費250万円を15年かけて支払うシュミレーションを行った結果がこちらです。


15年かけて支払う利息分はたったの56600円であることが分かります。

一年あたりに換算すると、4500円支払うだけでOKなのです!

奨学金の利率は非常に良心的であり、特に令和元年では0.33%と桁違いに低いです。

クレジットカードのリボ払いの場合、利率は年間15%であることを考慮すると如何に良心的な利率であるか分かるでしょう。

奨学金破産の多くの原因は、企業のリストラによる収入減や非正規雇用による不安定な収入であり、奨学金の利率の高さそのものが原因ではないことを覚えておきましょう。

奨学金には給付型貸与型が存在し、貸与型には第一種奨学金(無利子)第二種奨学金(有利子)に分類される
第一種奨学金の利率は平成30年度で0.33%であり、15年かけて返済しても5.6万円程度の負担にしかならない!

奨学金の受給条件を知る方法

日本では奨学金や授業料免除といった制度が充実していることを紹介しました。

しかし、奨学金や授業料免除について実際に自分で調べてみようしても非常に分かりにくく感じると思います。

「世帯年収や人数によって条件が違うみたいだけど、自分の家庭では当てはまるの?」

日本学生支援機構のHPで色々と調べてみたけど、情報がたくさんありすぎて分かりずらい」

こんな方のために、自分の家庭が奨学金の受給対象者か簡単に分かる”進学資金シミュレーション”の使い方を具体的に解説していきます。

進学資金シミュレーションの使い方

それでは、具体的な使い方について説明していきます。

はじめに、こちらのリンク(https://shogakukin-simulator.jasso.go.jp/)にアクセスすると、次のような画面が表示されると思います。(画像はパソコン版)

進学資金シミュレーター


ページ下の「シミュレーションする」ボタンを押し、現在のあなたの状況について必要事項を記入していきます。


入力が完了したら「確定」ボタンを押します。すると、次のような画面が表示されるので、「奨学金選択シミュレーション」を選択しましょう。

「給付奨学金シミュレーション」→「貸与奨学金シミュレーション」の順番で選択すると、自分の家族構成や世帯年収を記入する欄が表示されます。

必要事項を記入して「完了」ボタンを押すと、シミュレーション結果が表示されます。こちらの例では、第二種奨学金を月額12万円まで借りられることを示しています。

まとめ

今回の記事では、

  • 大学生活に必要な金額
  • 奨学金の種類と特徴
  • 奨学金の受給条件を知る方法

について解説しました。奨学金に関する情報はネット上に多く存在していますが、古い情報であったり個人の体験談であったりと参考になる情報は少ない印象です。

こちらの記事が参考になったと感じたら、同じ悩みを抱えている知人や友人に広く拡散していただけると嬉しいです。

コメント

  1. […] […]