農学部は忙しいって本当?修士卒の社会人が大学生活と研究室生活を振り返ってみる!

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国立理系大学院(農学)を卒業し、現在では民間企業の研究職に従事しているふくろう博士(@college_blog01)と申します!

今回は農学部生の大学生活や研究室生活についてリアルな体験談をお伝えしたいと思います。

今回の記事を読むことで

・農学部って他の学部と比較して忙しいの?
・農学部ではどんな授業をしているの?
・農学部の就職先ってどんなところ?

といった疑問を解決することができます。

・現在大学の農学部に所属している人

・ 農学部への進学を考えている人

にとって非常に参考になる内容なっているため、是非最後までご覧ください。

また、農学部生が就職活動を効率よく進めるという意味でも

学生時代のどの段階で何に力を入れればいいのか

を考えるヒントになると思います。

それでは早速見ていきましょう!

この情報は管理人の出身大学(筑波大学)の実体験に基づいています。
より詳細な情報は大学のOB, OGから聞いてみよう!
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大学1年生

農学部に所属した大学1年生は主に生物や化学、物理学といった専門基礎科目を学びます。

私が所属していた大学では3年生で

  • 生物学コース
  • 化学コース
  • 工学コース
  • 経済学コース 

のいずれかに進学するため、 各コースと関連のある基礎科目を幅広く受講します。

体育や英語といった専門以外の授業が必須科目に選択されており、カリキュラムの自由度は低く高校生活の延長といったタイムスケジュールになります。

実際に私が受講した主な授業(必修)は次の通り。

  • 生物学
  • 地球科学
  • 物理学(電磁気学、力学の基礎)
  • 化学(有機化学の基礎)
  • 統計学
  • 農業経済学の基礎
  • 英語
  • 各種実習(農業実習、生物学実習等)

平日にはこれらの授業が75分×5 or 6コマぎっしり詰まっており、ほどほどに忙しいといった感じです。

一方で、大学生の長期休みは非常に長く夏休みと春休みはそれぞれ2ヶ月間存在しています。

長期休みだけで一年間の1/3が休みというパラダイス!

大学生活が人生で最後の夏休み』という言葉はまさしくその通りといったところ。

ただし、大学1年生の夏休み中に取っておきたいのが自動車免許。

後回しにすると後々面倒なため、早めに取得することを推奨します。

多くの学生は1年生の夏休み中にサークル等で免許合宿を行いますが、友達と仲を深めるためにも可能な限り参加することをお勧めします。

忙しさ夏休みが長い高校生活といった感じ

取得単位:40程度
自動車免許取得
が目標だね!

大学2~3年生

大学2年生から3年生の間では自分が所属したいコースに関連した授業を受講するようになります。

授業の内容は1年生の時よりも専門的になっており、ある程度真面目に授業を受ける必要があります。

私の場合、学部2年生のうちは生物学コースに所属を予定してたため生物学に関する授業を多く受講していました。

また、他大学で開催される公開臨海実習にも積極的に参加し生物学に関する知見を深めていました。

しかし、

・授業内容がつまらなかったこと
生物学コースの就職先が良くなかったこと

を加味した結果、次点で興味があった工学コースへの進学を決意。

そのため、大学3年生では工学コースの授業を片っ端から取っていきました。

受けた授業は次の通り

  • 生物物理化学
  • 生態学
  • 海洋生物学
  • 食物育種学
  • 遺伝子工学
  • 材料力学
  • 土質工学
  • 流体力学
  • 電磁気学
  • 熱力学

ちなみに、4年生には就職活動や大学院入試の対策といった大きなイベントが控えているため基本的には大学3年の終わりに120単位取り切ることがほぼ必須条です。

毎年一部の人は就職活動しながら単位を取ると言った荒業をしていますが、皆さんはこのような状態ならないように注意しましょう。

また、筑波大学の生物資源学類では2, 3年生の夏休みと冬休みの合計が最大6ヶ月というバグみたいに長い長期休みを取得できます!

全国の国公私立大学を含めて、これほどの期間を長期休みとして設定している大学は他にありません。

忙しさ一年間の半分はニート生活といった感じ

大学生活を楽しみたい方にはお勧めの大学です!

GPAは就職活動には全く考慮されない指標なのであまり気にする必要はありません。

しかし、研究室への配属希望がGPA順に決まる大学はなんとしてでも高得点を目指すこと!

不人気研究室 ≒ ブラック研究室 の可能性が非常に高いです!

大学4年生

楽しかった学部3年生までとは一転し、学部4年生では就職活動または大学院入試と並行して卒業論文を作成する必要があります。

卒業論文の忙しさは完全に教授の性格や方針に依存しますが、各コースによって大まかな特徴があり、

化学コース>>>生物学コース工学コース>>>>>>>経済学コース

の順番で忙しいといった印象。

特に経済学コースに所属する学生の多くはほとんどが学部就職に専念するため、就職活動終了後にようやく研究テーマを決めるといった傾向が強いです。

一方で、化学コースの研究室は『最低限修士過程を卒業すること』を学生に求める傾向が強く、修士過程の2年間を含めた3年計画で実験テーマが与えられます。

修士課程に進学する場合、研究室選択』は今後の人生を変える非常に重要な決断となります!

自分に合った研究室選びができるよう事前に準備しておくことが大切です。

忙しさ:研究室・就職活動の有無による
(卒研のみならやや忙しい程度)

大学院(修士課程)

卒業研究を通じてある程度自分の研究に対する適性が分かり、明暗がはっきりと分かれる時期になってきます。

研究に対する素質があれば、大変ながらも充実した大学院生活を送れるでしょう。

しかし、研究という行為が苦痛に感じる場合、地獄のような2年間を送ることになります。

所属している研究室がブラック研究室の場合なおさらです。

私は運悪くブラック研究室に配属されてしまったため、苦しい2年間を送ることになりました。

ブラック研究室にいた家庭やその後については以下の記事を参考にしてください。

また、修士1年の3月から就職活動が本格化します

実験データを集めながら行う就職活動はきついの一言に尽きます…

直前になって慌てないよう、学部3年や修士1年のスキマ時間にインターンへ参加することを強くお勧めします。

忙しさ:かなり忙しい~地獄
就職活動中, 修士2年生12月~2月が最もつらい

まとめ

今回の記事では農学部の忙しさや事業内容、おおよそのスケジュールについて解説しました。

意外に感じるかもしれませんが、農学部は理系学部の中で最も暇な部類に位置します。

実際に、同じ大学の工学や理学、情報学系と比較しても農学系の進級要件はゆるく、留年率や中退率も低いことからもこの傾向は明らかです。

しかし、楽をすることができるのは大学3年生まで!

所属した研究室によっては『今までの大学生活とは一体なんだったのか?』と思えるほどブラックな環境となります。

就職活動に多くの時間を割くためにも、就職活動に寛容で 時間的拘束の少ない研究室を早めに志望することが大切です。


この記事の内容が一人でも多くの学生の参考になれば幸いです!

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