理系であれば学歴ロンダリングは就職のためにおすすめな手段だと思う理由【意味ある】

学歴ロンダ就職活動
スポンサーリンク

みなさんこんにちは。筑波大学院で修士号(農学)を取得し、現在では民間企業の研究所に所属しているふくろう先生と申します。
Twitter:(@college_blog01


今回の記事では『学歴ロンダリングをおすすめする理由』について紹介していきます。

プロフィールにもある通り、私自身は内部進学で同じ研究室に合計3年間所属していたのですが、この研究室では他大学から修士課程で進学してくる学生が多数存在しました。
(今では留学生しかいませんが…)

そんな彼らは大手優良企業に就職し、素晴らしい成果が記された修士論文を作成して卒業していきました。世間では何かとイメージの悪い”学歴ロンダリング”ですが、正しい努力さえしていればキャリアアップの手段として非常に有効です。

また、”学歴ロンダリングする側”の視点で書かれるブログは数多く存在しますが、”学歴ロンダリングを受け入れる側”の視点はかなり少ないため、外部への大学院受験を考えている人の参考になるかと思われます。

それでは早速解説していきたいと思います。

それでは、学歴ロンダリングをする際の注意点や、内部進学をした学生の内心について解説していくよ!

スポンサーリンク

研究を行う環境や優秀な人が多い

学歴ロンダリングを行う大きな利点として、より充実した研究設備や切磋琢磨し合える同期や先輩に恵まれることが挙げられます。

地方大学や多くの私立大学の場合、どうしても予算の都合により充実した実験設備を整えることが出来ない環境にあることが多いです。

また、研究室内の雑務を担当する秘書や事務員も予算不足で雇えないため、必然的に無料でこき使える学生に押し付けられがち。

そして、実験を行おうにもサンプルを測定する機器が学内に存在しておらず、片道2時間かけて他大学の分析器を使用することなんて珍しくもない話です。

予算のない研究室では往復の旅費交通費すら立て替えてくれない場合がありますし、何の生産性もない移動時間で貴重な時間を浪費することはあまりにもったいない。

こうした環境では、例え研究に対する意欲が高くても能力を十分に発揮することは困難といえるでしょう。

また、学部生の大半が院進せずに就職してしまうような研究室では、お互いを切磋琢磨し合える同期や優秀な博士課程の先輩に恵まれる機会が激減します。

これのどこが良くないかというと、例えば修士課程に進学した後で、今さら教員には聞けない基礎的な概念を理解できずに躓いてしまう瞬間というのは往々にしてあります。

そんな時、優秀な同期や先輩といった横・ナナメのネットワークが活躍するのです。

教える側にとっても自分の知識の抜け漏れがないかを確認できる良い機会ですし、教わる側も同期が理解していることであれば自分でも理解できるはず、と前向きな姿勢で学べます。

研究室で有意義な生活を送るためには自分自身の努力だけでは限界があるため、素直に優秀な人が集まる研究室へ自分の身を置いてみましょう!

個人での努力は大切だけど、修士課程になると個人の力の限界を知る機会が必ず訪れます。
そんな時に、周りに優秀な学生がいると自分のスキルアップに大いに役立つものですよ!

就職活動で有利にはたらく

多くの日系企業では卒業時点での大学名を採用基準の参考としています。

そのため、いわゆる学歴ロンダリングによる最終学歴の書き換えは就職活動という点においては有利に働くといえるでしょう。

また、大学OBやOGが研究科や研究室に直接リクルート面接のお知らせが届いたり、学内で大手有名企業が優先的に会社説明会を開催するなどメリットも多いです。

とはいっても、こういった情報はしっかりとアンテナを立てておかないと外部生には案外回ってこないものです。

内部生から見ると研究意欲がない(と決めつけられやすい)学歴ロンダの学生はその存在が不愉快に感じるものですから、そうした情報を積極的に共有しないのです。

面倒に感じるかもしれませんが、就職活動と並行して研究室の同期からも信頼関係が得られるよう真面目に研究をこなしましょう。

真面目に研究を行っていれば、偏見のないまともな内部進学者を経由して有益情報にありつけるよ。
最終的にはより良い就職先確保が目的でも、入学して半年くらいはリソースの100%を研究につぎ込もう!

強力なOB,OGの力を受けられる

就職活動時だけでなく、社会人になった後にも卒業大学の名前は役立ちます。

職場で新しい部署に配属された際、一番最初に話題になるのは出身地やスポーツ歴、趣味、そして出身大学や研究内容の話などです。

これは既に関係性が出来上がっている集団に個人が混ざるとき、その人と自分がどの程度の共通項があるかを確認しようとする人類の本能のようなもの。

同じ出身県だったら少しだけ親近感が湧くし、同じスポーツ経験者なら社会人サークルに所属することで仲を深めることが可能でしょう。

これと同様の理屈で、出身大学が同じ後輩というのは先輩にとってほかの同期よりも少し特別に感じます。

「○○先生の講義は相変わらず分かりにくいままなの?」とか、

「××研究室の教授って退官しちゃったの。お世話になってたから寂しいなぁ」

といったローカルな話題を共有することで親密度を得やすいです。

学歴ロンダリングをした場合、学部時代と修士時代で異なる大学に所属していたという背景から内部進学者よりも多くのOB,OGと密な交流をする機会が増えることでしょう。

他大学出身者を受け入れる側の学生が思う注意点

いわゆる上位の大学院に進学するメリットについて説明したところで、今度は進学する際の注意点について解説していきたいと思います。

とはいっても、この記事を書いている私自身は学部四年生から修士卒業までの3年間を同じ研究室で過ごしていた人間です。

そのため、他大学から進学してきた人を受け入れる側の目線になっている点はご了承ください。

私が見てきた中で優れた成果を出していった外部進学者の方はこれらの要素をすべて満たした人が多かったように感じます。

他大学への進学を考えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

研究テーマはすぐに結果が出るものにする

就職活動に3ヶ月程度時間を取られると仮定した場合、修士2年生の1月までに修士論文の下書きを書き終えていないといけないため実質的に研究可能なのは1年半になります。

そして、その期間内に新しいテーマとその背景知識の理解、TAとしての日常業務、単位取得のための講義出席などを行う必要がありるため案外忙しい。

さらに、新しい研究室の文化や分析機器の使用方法の学習、新生活に伴う生活基盤の確保など見えないところにも負担がかかるものです。

そのため、内部進学者と比較するとどうしても研究のための時間が確保できません。

理想としては半年程度で最低限の成果が期待できるテーマを指導教員と相談したうえで設定しましょう。

大学院に進学するうえで

「どうしてもこのテーマをやりたい」

と強いこだわりを持つ学生が少なくありませんが、少ない時間でハードな研究テーマをやりたがる人ほど修士2年生になってからつぶれやすい傾向にあります。

まともな研究成果が上がらないまま就職活動に突入するとどちらにも身が入らず失敗してしまうためですね。

最初は少し時間をかければ達成できそうなテーマを設定してもらい、時間的に余裕があれば少しずつ発展的な内容に挑戦していけばいいのです。

まずはゆっくりと着実に修士論文にかけるネタを研究していくことが大切!これだけは覚えて損はないでしょう。

毎日研究室に顔を出す

コアタイムが設定されていない研究室の場合、平日に毎日研究室に来る人とそうでない人に分かれるものです。

内部進学者にも同じことが言えるのですが、研究室に来ないやつを助けてくれる親切な人はいません

たとえ満足のいく研究成果が得られなかったとしても、研究室に顔を出す人には周りの先輩や教員は適切なアドバイスや研究方針を教えてくれるものです。

また、指導教員とも毎日顔を合わせていれば、日々の進捗や研究で困ったことや今後どのような研究を行うべきかなどを変に気負わず伝えることが出来ます。

しかし、そもそも研究室に来ない習慣を身につけてしまうとこういった周りからの援助が期待できなくなってしまいます。

研究室での孤立≒死を意味します。そうならないためにも毎日積極的に研究室に行きましょう。

研究室の机にさえ座ってしまえば案外やる気が出るものです。
基本的には毎日研究室へ通いましょう。

研究室の行事には積極的に顔を出す

毎日の研究活動だけでなく、研究室主催のイベントは可能な限り積極的に参加しましょう。

多くの学生にとって研究室の行事なんてものはしんどいものです。

行きたくもない研究室旅行の幹事なんて任されてしまったらたまったものではありません。

しかしそれでも参加しましょう。何故ならば、研究室という狭い世界で完結する環境では人付き合いこそが最重要スキルだからです!

教員やドクターの先輩も所詮同じ人間ですから、当然好きな人、嫌いな人という分類が存在します。

自分のことを慕ってくれる後輩には色々と教えたがるものですし、研究室にいるけど話しかけたことのない後輩とはなんとなく壁を感じてしまうものです。

そして、修士課程に編入してくる学生というのは内部進学者にとって結構な距離感を感じるもの。

特に、出身大学と編入した大学院の偏差値的な差が大きければ大きいほど異物感は強まります。

こういった異物感を解消するために役立つのが研究室主催のイベント

ここで内部進学者や教員との交流を積極的に行うことで、少なくとも研究室という閉鎖空間で和を乱さないやつという共通認識を得ることが可能です。

内部進学者との壁が薄くなったタイミングで交流を行うことが出来れば、次第に研究室の一員として違和感なく受け入れられることが可能でしょう。

まとめ

今回の記事では内部進学者から見た学歴ロンダリングというテーマで語ってみました。

レベルの高い大学院に進学しようとしている人の多くは学力に不安を感じている場合が多いと思われますが、それよりも大切なのは研究室という狭い環境で生き抜く人間力だと思います。

仮に入学時は知識量が少なくても、周りから気に入られるタイプの人は他人から教わることで優秀な研究者になっていくものです。

結局のところ、毎日研究室に顔を出して元気よくあいさつができ、分からないことを素直に周りに聞ける人が強い!

皆さんもこんな大学院生になれるよう、日々努力をしていきましょう!

学歴ロンダリングっていう単語自体にマイナスイメージが含まれているよね・・・

何か良い代用語が流行る世の中になってほしい!

コメント