研究室生活をストレスなく過ごす方法

サムネイル1研究室
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国立理系大学の修士課程を卒業後、大手メーカーの理系総合職に内定を頂いたふくろう博士と申します。
今回は理系大学生にとって避けては通れない研究室について語っていくよ!

研究室では普段どういった生活をするんだろう?

サークルの先輩はすごく大変なところって言ってたけど・・・

研究室生活の大変さは所属する研究室の文化によって大きく変わってくるね。
今回の記事では研究室で発生するストレスの原因と、その対策法について紹介していくよ!

今回のブログ記事では、

  • 研究室選びを意識しだした学部3年生
  • 4月から研究室に配属される4年生
  • 現在研究室に所属している修士課程の学生

を対象に解説していきます。

研究室生活での悩み事があったら、このブログの内容を思い出してね!

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ストレスを感じる理由5選

思うように研究が進まない

研究を進める上では、必ず「新規性」が求められます。

新規性とは、簡単に言うと「この論文はこの部分を新しく発見しました」という部分です。

新規性のある論文を書くためには今までに試したことがない、 新しい研究テーマや実験条件を設定する必要があります。

しかしながら、たいていの場合は予想通りの結果が出ません。

これまでの大学教育で学んできた答えのある問題に取り組むという姿勢ではまくいかず、結果として強いストレスを感じるようになります。

また、実験器具が壊れて一ヶ月間測定が行えないといったトラブルや、データが十分に取れない状態で学会の締め切りに追われるといった自分一人で解決できない状態に陥ることがあるのもストレスを感じる要因になります。

僕の研究室では数千万円する測定器具を壊した結果、一ヶ月間研究室全員の進捗をとめた留学生がいたよ

自分が測定器具を壊した張本人だったら研究室に顔を出せなくなりそう・・・

拘束時間が長い

一般的に生物系や有機化学系の分野では実験の拘束時間は長くなりがちです。

これらの分野では24時間単位でのサンプル測定が必須なため、大学に寝泊まりしながら作業する研究室も多くみられます。

当然ながら不規則な生活習慣はストレスを生み出し、健全な研究室生活を送れなくなる原因となります

大学院生は無料で働かせ放題な労働力だからね。

残念なことに、労働基準法に大学生・大学院生は含まれていないんだ。

ブラック研究室を避けるためには、所属している大学院生に話を聞くことが何よりも大切!

後悔しないためにも十分なリサーチは不可欠だよ。

優秀な先輩・同期と比較される

博士課程に進学する学生がいる研究室では、基本的にあなたよりも優秀な学生がいると考えられます。

また、過去に研究室を卒業していった先輩には素晴らしい業績を挙げている学生もいます 。

研究室の教授はこのような優秀な学生のことはよく覚えているものであり、多くの場合優秀な学生を基準としてあなたを判断しようとします。

「過去に在籍した○○君は修士課程でここまで成果を出したから、君もこの程度の成果は出して当然だ」

といった個人の資質を無視した方針がまかり通ってしまうのです。

研究室は閉鎖的な空間であり、研究室内の常識がまるで世間の常識のように振舞われます。

教授からアドバイスをもらうことは重要ですが、そのアドバイスが自分にとって実現可能な内容であるか必ず確認しましょう。

指導教員があなたに求めるレベルが適正なのかは必ず確認してみましょう。

同じ研究室の博士課程の学生か、指導教員以外の研究室の先生(できれば違う研究室)に聞くことがオススメです!

進捗報告でフルボッコにされる

研究室によりますが、たいていの場合週に一度のペースで進捗報告会が行われます。

基本的に担当学生が研究室メンバー(教授等含む)全員に対して研究結果をまとめて発表するのですが、多くの学生にとっては憂鬱なイベントです。

進捗報告はしっかりと準備していれば何とかなりますが、問題は質疑応答です。

当然ですが、先生方の持つ膨大な背景知識や問題解決能力に学生は太刀打ちすることができず、あなたが丹精込めて作った内容を圧倒的な正論で批評していきます。

その際に、

「これだけの時間があってこの程度の成果って、夏休み中ずっと遊んでたの?」

「お前みたいな物分かりの悪い学生は初めてだ」

といった人格否定じみた発言をされると、研究に対するモチベーションも下がり、ストレスもたまります。

このような発表内容の批評に個人の人格否定が含まれた発言をする指導教員は実在し、毎年のように中退者を輩出する【超キケン】な研究室として恐れられています。

今の時代はアカデミック・ハラスメントが社会問題として認知されているよ。
困ったことがあれば大学内の相談室に相談してみよう!

周りの誰かに相談することが大切です。

指導教員と性格的に合わない

立派な業績を数多く挙げて、その分野では広く顔が知られているような立派な教授でも結局のところ感情を持つ一人の人間です。

当然ですが性格的に合う・合わないという部分が存在します。

むしろ、学者として立派な教授ほど平凡な学生の限界値を理解できていません。

指導教員と性格的に合わない場合、研究室に行けなくなってしまい最終的に中退してしまう可能性があります。

性格的に合わないと感じていても、とにかく毎日顔を合わせ、挨拶をする習慣を身につけましょう。

昔から卒業論文は努力賞、修士論文は参加賞、博士論文は免許証といった言葉が存在します。

修士論文作成の際、ある程度努力した形跡を残していれば研究室を卒業できます。

毎日研究室に通ってアピールをすることが大切です。

「立派な論文を作成する」という意識でいるより、「今日は昨日よりも少しだけ進捗を進めよう」という意識の方が長続きするよ!

研究室に行かずに引きこもってしまうことだけは絶対に避けよう。
研究室で困ったことがあれば学生生活課に相談してみて!

研究室生活を送るうえで大切なこと

研究室生活でストレスを感じる理由を5個紹介しましたが、 次の章では研究室生活を平穏無事に過ごす考え方について紹介します。

物事の優先順位を考える

研究室生活を行う上で大切なことは、やるべきこととやりたいことをバランスよく行うことです。

やるべきことの例:就職活動・学会発表・単位の取得・論文作成・(投稿論文作成)

やりたいことの例:スポーツ・旅行・映画鑑賞・ゲーム・音楽鑑賞

忙しい時期はやるべきことだけで時間が無くなってしまうことが多いですが、最低でも週に一日はやりたいことをやる時間を自発的に作りましょう。

また、友達や恋人と遊んで過ごすことも大切です。ストレスは溜め込まずに必ず発散させましょう!

研究が行き詰まった時は大学外を散歩したり、休日には研究のことを忘れてカラオケ大会をしていたよ。

自分に合ったストレス発散法を模索してみよう!

研究が進まないのは当たり前!

そもそも研究とは思い通りにいかないものです。実際のところ、あなたの指導教員も学生に大した成果を期待していません。

学生という短い期間でまとまった成果を出せる人間は少数派であり、その成果も研究テーマに大きく依存します。

多くの学生は研究室配属の際に研究テーマを与えられ(選ばされ)、修士課程でも選択したテーマを発展させていく場合がほとんどです。

しかしながら、実は選んだ研究テーマによって研究の難易度は7割程度決定されており、テーマを決定する指導教員の責任です。

研究が進まない原因を自分だけのせいにするのはやめましょう。

研究が思うように進まない場合は、新しく簡単なテーマに変更することも有効だよ!

今まで学んだ内容がもったいなく感じるかもしれないけど、指導教員と相談して結果が出やすそうなテーマに変えてみよう!

まとめ

研究室生活が始まると、今までとの生活習慣が一変してストレスを感じやすくなります。

まじめで優秀な学生ほど、研究が思い通りにいかないストレスが大きいでしょう。

そんな中でもストレスの原因を分析することで改善策が見つかる可能性が上がります。

多くの人にとって研究室の生活は困難が伴いますが、乗り越えた時の成長も大きいです。

ストレスと上手に向き合い、充実した研究室生活を送れることを期待しています!

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