
皆さんこんにちは。ふくろう先生と申します。
Twitter:(college_blog01)
資本主義社会を生きる私たちにとって、なくてはならない必需品がお金(日本銀行券)です。
ほとんどの社会人はお金を得るために会社に就職し、貴重な自分の時間を切り売りすることでお金を得ています。言い換えると、自分の人生の一部を対価に金銭を得ている訳ですね。
このように、資本主義社会を生きていくうえでお金は必要不可欠な存在ですが、不思議なことに普段の生活でお金に関する勉強をする機会はほとんどありません。
義務教育ではもちろん、大学や就職後もお金に関する知識を学べる場は存在しないため、個々人の金融リテラシーは自身が生まれ育った家庭教育に依存します。
しかし、ほとんどの家庭は資産のほとんどを預貯金という形でしか保有していません。
定期預金の金利が6%を超えていたバブル期であれば合理的な選択肢といえますが、普通預金の利息が0.001%を突入した現代において銀行にお金を寝かせておくことは愚かな選択肢といえます。
そこで、今回の記事では金融リテラシーを高める書籍を紹介していきたいと思います。
下記の書籍に書かれた内容を実践することが出来れば、あなたの人生が金銭的に困窮する事態を防ぐことが出来るでしょう。

読書とは偉人が人生をかけて得られた叡智をたったの1000円ちょっとで得られる優れた手段である
byふくろう先生
オススメ書籍を紹介
コミック版 バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
古代バビロニアを舞台に、お金に関する本質について学べる書籍です。
マネー系書籍の原点ともいえる本であり、資産を増やすための7つの法則について解説しています。
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 蓄えた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本とせよ
この本は実在した古代都市の大富豪が粘土板に書かれたものですが、現代社会でも役立つお金の本質的な部分を説いている名著といえるでしょう。
とりあえずお金について勉強してみたいという方は、まず手にとってもらいたい一冊です。
金持ち父さん 貧乏父さん
一昔前に日本国内で大ヒットしたため、名前くらいは聞いた方も多いのではないでしょうか。
「マイホームは負債」といった言葉に代表されるように、日本人のお金に対する価値観を根底から覆すような主張に驚いた人も多いでしょう。
終身雇用や年功序列といった従来の雇用制度が崩壊しつつある現状で、今まで通りの価値観ではいずれ立ち行かなくなる現代。
そんな時代にこそ「ファイナンシャル・インテリジェンス」が必要である、と本書は説いています。
具体的に資産家になるための手法というよりは、資産家になるためのマインドをゼロから構築していくタイプの書籍です。
本格的にお金と人生に向き合い、金銭的に豊かな生活を送りたい方は必読の一冊。
本当の自由を手に入れるお金の大学
上記の2冊がお金の入門編だとしたら、下記の3冊は実践編となります。
その中でも、本書は「お金の大学」の名に相応しく、お金を貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うという「5つの力」の基本を分かりやすく解説しています。
お金を稼ぐだけでなく、不要な固定費の削減や保険の見直し、オススメの投資手法や心を豊かにするお金の使い方など、お金に関する全体像を網羅的に学ぶことが出来ます。
この本の著者はYouTubeで毎日お金に関する情報を共有している方なので、そちらも併せて視聴すると理解が深まると思います。
この本に書かれた内容を実行できればお金に関する悩みはすべて解決できる、と自信をもって推薦できる一冊です。
YouTubeチャンネル:両学長 リベラルアーツ大学
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
お金に関する知識という観点で、投資にフォーカスを当てたのがこちらの一冊になります。
この本の著者は米国株高配当投資に焦点を当てた投資家であり、投資初心者が投資のイロハを学ぶために最適な書籍です。
この本の内容は米国株高配当株を長期にわたって買い持ちし続けるというシンプルな投資法をおすすめしていますが、
- なぜ長期投資が資産形成に有効か
- 日本株等ではなく米国株に投資する理由
- どんな銘柄が長期投資に向いているか
といった投資哲学について詳しく解説しています。
著者が個性的で毒舌じみた文章も散見されますが、統計的な観点を交えながら分かりやすく結論づける本書の内容は大いに参考になると思います。
米国の個別株について興味がある方だけでなく、S&P500や全世界型インデックスファンドを積立注文している方も勉強のために購入を推奨する一冊。
YouTubeチャンネル:バフェット太郎の投資チャンネル
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
「自分は今後40年以上も社会人生活なんて送れないよ」
と考えている新社会人や大学生に読んでほしい一冊。
定年まで会社員として生活する、という今までの価値観とは違った生き方が記されています。
本書の伝えたい内容はシンプルで、
(収入ー支出)× 投資利回り=資産額
であり、資産額が支出の25倍になればフルリタイア可能というものです。
完全なリタイアを目指さなくても、生活費の半額を資産収入によって賄うセミリタイアも実行する価値がある目標だと思うので、就職後の目標として掲げてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事ではお金の勉強に最適な書籍を紹介しました。
上記の書籍を購入し、その内容を実践することが出来れば金銭的に豊かになれる日はそう遠くなくなるはずです。
また、私自身もブログでセミリタイアのための資産運用や収支について公開しているので、興味がある方はそちらの閲覧もよろしくお願いいたします。
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